Meeroはいくらくらい稼げるのか?副業カメラマンの報酬を公開

フォトグラファーに案件を紹介してくれるマッチングプラットフォーム“Meero”。

フリーのフォトグラファーにとって最も高い壁のひとつといえる、仕事の受注をしてくれるのが魅力です。

しかも、主なクライアントは、Uber eats出前館、三井リハウス、住友不動産といった大手企業なので、安定した仕事の受注数が見込めます。

そこで気になるのが、「実際には月いくら稼げるのか?」という点ですよね。

この記事では、Meeroを約6ヶ月使って私が稼いだ報酬額と仕事内容を紹介したいと思います。

結論からいうと、Meeroは“そこそこ稼げます”

撮影の体験談についてはこちらの記事に、使用機材と作例についてはこちらの記事に書いたので、よければご覧ください。

▼この記事のまとめ

・私がMeeroで稼いだ報酬は、月平均5万円!月10万円も可能。

・フード撮影より不動産撮影の方が楽

・報酬は不動産よりフードの方が若干高い

・Meeroは登録しても安心

 

この時点でMeeroに登録してみたいと思った方は、以下から登録してみてください。

この記事に書いてあること

1.Meeroは“そこそこ稼げる” 月収約5万円の内訳を公開!

それでは早速、報酬の内訳を紹介したいと思います。

Meeroの決算は月2回で、マイページにこんな感じの明細が表示されます。

ドンっ!こんな感じです!

12月(7撮影) 214,15ドル + 299.40ドル  合計 513.55ドル(約565,000円)

11月(7撮影) 206.28ドル + 269.91ドル  合計 476.19ドル(約523,000円)

10月(2撮影)   78.26ドル +  66.50 ドル  合計 144.76ドル(約15,900円)

9月(1撮影)        65ドル          合計   65ドル(約)

 

1ドル110円で計算すると、上記のような日本円報酬となります。

11月と12月は、月平均54,400円

これを多いと見るか、少ないと見るかは人によりますね。

ちなみに、毎月4〜5件は都合が合わずに断っているので、潜在的には70,000円前後くらいは稼げるのではないでしょうか?

ただ、私は比較的大きな政令指定都市に住んでいるので、所在地によって案件数は異なると思います。

また、インディードの求人には、時給4,000〜8,000円と書かれていましたが、この金額は一現場の金額なので、仮に撮影を2時間したとしても、8,000円×2時間=12,000円になるわけではありません

移動時間とリネーム(写真ファイルへのネーム付け)の時間を含めると、一現場平均2〜3時間はかかる実感です。

▼時給換算すると・・・

一現場の撮影にかかる総時間数を時給換算してみると、こんな感じかと思います。

・移動往復 1時間

撮影      1時間

写真リネーム・アップロード 30分

  合計 2時間30分

報酬を約6,500円(交通費込)とすると、時給2,600円です。

う〜ん、、、カメラマンの相場からすれば、かなり安い気がします。

2.もっと稼ぐためには?

Meeroはひとつの案件に対して複数の登録者(フォトグラファー)に依頼をかけています。

そのため、依頼が届いたらなるべく早く「承諾」をする必要があります。

私自身、承諾(確定)をしようとしたら、すでに他のフォトグラファーに先を越されていたことが何度もあります。

なので、冗談抜きで依頼があってから30秒〜1分以内に承諾できるかどうかが分け目となることもあります。

この競合に勝利して、かつ依頼された案件をすべて承諾すれば、月に10万円も可能だと思います!

ただ逆にいうと、どんなにやる気があっても依頼件数に限りがあるので、報酬にも限界があります。

仮に、月15件(2日に1件)の依頼があったとしても、1回の報酬が7,000円なら月収105,000円です。

なので、Meeroはあくまでも副業・お小遣い稼ぎくらいに考えるのが良いかもしれませんね。

本業にするのは難しいというのが実感です。

3.仕事内容と報酬額の関係

▼報酬は、不動産撮影よりもフード撮影の方が高い

Meeroの報酬額は、基本撮影枚数で決まります。

フード撮影   14枚(基本) 60ドル

19枚     70ドル

34枚      100ドル

不動産撮影   25枚(基本) 60ドル

不動産よりもフードの撮影単価が高い理由は、おそらくフード撮影の方が手間がかかるからだと思います。

フード撮影の場合、ストロボを使ったライティングカラトリー(小物)の設置に時間がかかります。

お店によって環境も違うので、このセッティングに苦戦することも多々あります。

それに対して、不動産撮影は一度三脚の高さを決めてしまえば、あとは決まった画角と構図で撮影を進めることができます。

どちらの現場も経験した実感としては、フード撮影よりも不動産撮影の方が楽な場合が多いです!

マンション撮影であれば、最短30分で終了したこともあります。

※ただし、室内の邪魔なモノをどかしながら撮影する場合もあるので、それでかなり時間を取られることもあります。

ちなみに、私の仕事の割合は、不動産3:フード2くらいです。

不動産撮影には比較的高価な広角レンズが必須なので、そもそもバッジ取得者(※)が少ないのではないかと考えたりもします。

※バッジ取得・・・Meeroは登録の際に簡単な撮影テストを行います。このバッジにはランクがあり、高いレベルのバッジを取得すると、高報酬の案件依頼がくるとされています。高いレベルのバッジを取得するためには、ポートフォリオの提出などが求められます。ただ、私は一番高いレベルのバッジを取得しましたが、案件内容に変化はありません。

 

4.Meero登録は安心? 素人でも撮影できる? 大丈夫!

ここまで読んでいただいた方のなかには、Meeroへの登録を考えている人も多いと思います。 でも、「撮影に自信がない」「そもそも、報酬の振込みとか安全なの?」と不安な人も多いのではないでしょうか? そんな方のために、最後に、私が1件目の案件を終えるまでの流れを簡単に書いておきたいと思います。 結論からいうと、上記のような不安を持っている方も「大丈夫です!」。 私もそんな不安を持つ1人でしたが、何とか今まで案件をこなせています。   さてさて、登録を済ませバッジ審査も完了した私。 今か今かと撮影依頼を待っていたわけですが……それから約2ヶ月、何の音沙汰もない!笑 登録したことすらすっかり忘れていた時、こんな感じのメールが届きました。

Eメールの方にも同様のメールが届いており、そこには撮影場所や日時などがと記載されていました。

具体的には、「出前館」の案件で、近所の「お好み焼き」の撮影でした。

Meeroは登録の際に大まかな活動エリアを設定するのですが、自宅から比較的近い撮影場所の案件が届きます。

率直な感想としては、「う〜ん……自信がない。。」「マニュアルを読んだだけでぶっつけ本番……大丈夫だろうか……」、こんな感じでした。

かなり迷いましたが、そこは「えいやっ!」の精神で承諾(確定)の返事をしました。

 

あとは、当日指定のお店へ行って撮影をし、無事終了。(撮影のポイントや使用機材についてはこちらの記事で

撮影にかかった時間はちょうど1時間くらいでした。

ライティング設定が難しかったですが、撮って出しの写真をお店の方に確認していただき、喜んでいただけました。

そのとき撮影した写真がこちら↓(モザイク付)

 

あとは自宅に帰り、リネームをして(撮影データに商品名を記す)アップロードをすれば終了です。

初めてだったので、この作業には1時間くらいかかりました。

後日、Meeroのマイページある「アルバム」に編集後の写真がアップされていました。

それからはコンスタントに依頼が来るようになり、今に至ります。

報酬もきちんと振り込まれていました。

というわけで、最初は不安だと思いますが、以上の内容を参考にして、ぜひMeeroで報酬を得てみてください。

一度現場を経験すれば、きっと次から安心して取り組めると思います。

Meeroで撮影した写真と撮影方法、および使用機材については以下の記事で読むことができます。